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NEWSLETTER of The Japanese Society for Applied Animal Behaviour, No.51, Jan 2018

◇巻頭言

 


矢用健一(副会長・農研機構)

 みなさま、あけましておめでとうございます。

新年の巻頭言なので会長かと思いきや、会長、副会長の4名で順番で回っているようですので、私でご勘弁ください。

 今年は家畜管理学会と応用動物行動学会の統合に向けて大事な年です。統合後の学会のあり方についての統合委員会案をみなさまにお諮りする事になろうかと思います。活力のある、将来に向かって発展する学会運営のために、前向きなご意見をいただければ幸いです。

 さて、最近世の中は、IoTやAIが流行です。流行というだけではなく、人間の仕事が取って代わられ、なくなってしまう職業が出てくることが予測されています。日本では10年後に労働人口の約半分がAIに取って代わられるという予測もあります。これから就職する方達はそういう意味で不安も大きいかもしれません。ですが、今取り組んでいる研究は、“新しいテーマを見つけ、実験を計画し、結果をまとめて公表する”という意味で、まだまだ人間しかできないことです。過去の膨大な論文をデータベース化することはAIにできても、そこから新しいテーマを発想するということは人間でしかできないのです。人間でしかできないという誇り、喜びを持ってお互い研究活動に取り組みましょう。学生の皆さん、研究者の道、目指しませんか!と言いつつ、自身AIの奴隷になりつつあり、開発したセンサで取得したデータを意味づけしAIに蓄積するという果てない作業(AIの精度を上げるためには数十万の事例が必要とも)に取り組むことになりそうです。

 最後になりましたが、2018年、会員のみなさまの一層のご活躍を祈念いたします。

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◇日本家畜管理学会・応用動物行動学会合同2018年度春季研究発表会の開催と演題募集について

 

新宮裕子(大会担当・根釧農業試験場)・八代田真人(庶務・岐阜大学)


 標記研究発表会ならびに総会を下記日程と要領で開催いたします。皆さま、ふるってご参加ください。本年も日本畜産学会第124回大会(2018年3月27日~30日)の関連学会として、開催いたします。
 一般講演については口頭発表とポスター発表を募集します。優秀発表表彰は口頭発表のみ募集します。優秀発表表彰の発表形式および申込み方法が昨年と異なっていますので、ご注意ください(申し込み方法は下記参照のこと)。


開催日時
研究発表会:2018年3月30日(金)9:00~11:50、12:50~17:05
*ただし、演題数によりスケジュールが若干、変更になる場合があります。事前に、学会Webページでご確認ください。
 シンポジウム:2018年3月31日(土)9:00~11:00
総 会:2018年3月31日(土)11:00~12:00
 懇親会:2018年3月30日(金)(18:00以降)に行う予定です。会場、時間、会費等は後日連絡致します。

開催場所
東京大学農学部(東京都文京区弥生1-1-1)口頭・ポスター発表会場:弥生講堂シンポジウム・総会会場:農学部1号館8番教室 春季研究発表会申し込み要領1)発表申し込み発表希望の方は、下記事務局宛てに、201824日(日)(必着)までに、講演要旨をメールにて送信してください。講演要旨の受領をもって、発表申し込みとします。 なお、発表申し込みの際には、発表形式(口頭発表またはポスター発表)および所属する学会名(日本家畜管理学会、応用動物行動学会)を明示してください。口頭発表を希望する方(優秀発表への申込みを除く)でポスターへの変更も可能な方は、要旨申込み時に「ポスターへの変更可」と明記してください。 発表申込み先 事務局:八代田 真人 (yayo(a)gifu-u.ac.jp)  (a)を@に変えてご利用ください。 2)講演要旨の作成
 要旨原稿は、A4サイズ1とし、講演要旨作成要領に従って、Word(保存形式は2010以前のもの)で作成の上、添付ファイルで送信してください。講演要旨は白黒印刷されますので、写真や図を掲載される際にはご注意ください
 なお、講演要旨作成要領は、日本家畜管理学会Webページ http://www.jslm-org.com/ 、応用動物行動学会Webページ http://www.jsaab.org/ からもダウンロードできます。

重要】応用動物行動学会及び日本家畜管理学会(以下、本会とする)は、特許法の規定による「特許庁長官が指定する学術団体」の指定を受けておりません。したがって、特許出願前に、本会が主催する研究発表によって、日本国内において公然と知られた発明の場合には、特許を受けることができません。特許申請をお考えの発表者におかれましては、十分、お気をつけくださいますようお願い申し上げます。

3)発表方法
 講演順と講演時間については、プログラムが確定後、発表者にお知らせするとともに、学会のWebページに公開します。

 口頭発表とポスター発表の詳細はwebページの年次大会の項目をご参照下さい。
 講演順と講演時間については、プログラムが確定後、発表者にお知らせするとともに、学会のWebページに公開します。

4)優秀発表表彰
 学生(大学院生含む)を対象とした優秀発表表彰を行います。優秀発表表彰は、口頭発表に限定します。優秀発表表彰を希望される方は、申し込みの際、「優秀発表希望」と明記し、申し込んでください。学生であっても、申込み時に「優秀発表希望」の記載がない場合は、優秀発表表彰の対象とはしませんので、ご注意ください。なお、時間の都合により口頭発表できる演題数には限りがあります。学生を指導されている教員の皆様におかれましては、優秀発表にふさわしいと思う演題をご推薦くださるようご配慮お願いいたします。

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◇春のシンポジウムの告知

 

堂山宗一郎(シンポジウム担当・農研機構)


 2018年3月31日に応用動物行動学会・日本家畜管理学会の共催シンポジウムを開催します。近年、両学会では行動学的手法による詳細な行動解析やモデリング、それらを元にしたアニマルウェルフェアの評価研究が多くなっており、対象動物も家畜から動物園動物、伴侶動物など多岐にわたっています。このような状況であるからこそ、これらの研究のルーツである家畜管理学を再認識する必要があるかもしれません。本シンポジウムでは家畜管理学・家畜行動学の重鎮お二人に、ご自身のこれまでの研究内容を軸として、行動学の必要性とそれらの出口として動物管理学の重要性などをお話しいただきます。多くの方のご来聴お待ちしております。

タイトル「原点は家畜管理学 〜応用動物行動学・動物管理学の始まりを知る〜」
日時:2018年3月31日9:00~11:00
場所:東京大学農学部 農学部1号館8番教室
講師:近藤誠司 北海道大学 名誉教授
   田中智夫 麻布大学 教授

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◇学会年会費納入のお願い

 

松浦晶央(会計担当・北里大)


 本学会の会計年度は3月1日から翌年の2月末日までとなっております。年会費未納の方は、年会費2,000円をお振込み下さるようお願い申し上げます。

 2017年12月1日現在(会員数219名)、本年度(2017年度)会費未納者は90名もいらっしゃいます。2016年度会費未納会員も16名いらっしゃいます。これでは本学会を健全に運営することができません。下記振込先まで、学会年会費のすみやかなお振込みをお願いいたします。

お振込み方法(「郵便振替口座」に、年会費をお振込みください。)
加入者名 応用動物行動学会
口座番号 02790-9-13298
お振込みには郵便局に備え付けの「郵便振替払込用紙」(青色、振込み人が振り込み料金を負担する用紙)をご利用ください。

ゆうちょ銀行へ送金の場合は次の通りお願いします。
ゆうちょ銀行
金融機関コード:9900
店番:279
店名:二七九 ニナナキユウ
口座番号:0013298(当座)

ご不明な点は、
会計担当幹事:松浦晶央 (matsuura@vmas.kitasato-u.ac.jp)
までお問い合わせください。

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◇ISAE2018(カナダ)と東アジア地域大会(香港)

 

二宮 茂(国際連携担当・岐阜大学)

 今回の国際応用動物行動学会(ISAE)は、カナダのUniversity of Prince Edward Islandで開催されます。開催期間は2018年7月30日~8月3日です(要旨提出締め切り日: 2018年2月18日)。大会HP http://isae2018.com/
参加費は、今のところTBCとなっていますが、ISAE会員の場合、参加費は安くなりますので、発表予定の方は是非ISAEにご入会下さい(年会費は35英ポンド、学生の場合、15英ポンド)。入会方法は学会ニュースレターNo.42号、あるいはISAE学会HPを参照ください。
これとは別に、ISAEの東アジア地域大会の開催を計画しています。UFAW(
Universities Federation for Animal Welfare)の香港でのワークショップ開催に合わせて、Australasia・Africa地域と合同で地域大会を2018年11月に開催する方向で調整中です。詳細が決まり次第、連絡します。是非、ご参加ください。





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◇編集後記(+編集後記でよむニュースレターの歴史)   

深澤 充(NL担当 東北大学)

 新年あけましておめでとうございます。これを書いている時点ではまだ12月頭ですが、発行される頃には正月もあけ、大学や各研究機関でも年度末に向けて追い込みが始まっていることでしょう。これから大寒に向けて一層寒さが厳しくなりますので、お身体には十分お気をつけください。今号で告知のありました3月末の東京大学での大会・シンポジウムで、皆様にお会いできるのを楽しみにしております。次号は大会・シンポジウムの様子の報告があります。

 さて、ニュースレターも前回発行の号をもちまして50号となりました(今回が51号)。当学会のHPに掲載されておりますニュースレターのバックナンバーからこれまでのニュースレターの歩みを振り返ってみたいと思います。
記念すべきニュースレター第1号は応用動物行動学会が発足して1年が経過した2003年5月。当時の会長は佐藤衆介会員でニュースレター担当は内田佳子会員でした。編集後記には「総会および当日の幹事会では全く話の出なかった「ニュースレター発行をせよ」との急な依頼をうけて「とりあえずはまず出してみよう!」と まとめてみました。」と書かれており、ドタバタした船出だったようです。2005年の3号までは年1回の発行で春の大会・総会の報告がメインでした。
 
 2006年からは河合正人会員がニュースレター担当になり、現在の年4回発行になっております。この時の会長が近藤誠司会員、事務局長が森田茂会員であることから、ニュースレターを活性化するように何らかの圧力がかかったことが容易に想像されます。その圧力を受けてか、4号からは執筆者の顔写真が載せられております。特に会長の近藤会員は毎回顔写真を変え、ニュースレターの雰囲気づくりに貢献していただきました。また、それまでは教員からの執筆だけでしたが、2007年4月の8号からはシンポジウムの感想などを学生・院生の方が執筆するようになっております。
 
 2008年の12号からは小針大助会員がニュースレター担当に就任。前任者からフォーマットは受け継ぎつつ、タイトルを緑地に白抜きになっております。20号には4学会合同開催のAnimal2011の告知が載っています。2010年の4月号までは総会の議事録や決算・予算なども載せられていました。

 2011年の24号からは私、深澤が担当。森田茂会長のもと、幹事も大幅に入れ替わりました。そしてこの号からWeb版としての配信が開始。写真が増え、学会の告知や書籍の紹介で出版社やAmazonにリンクするなどより読みやすく、利用しやすくなっております。これらは通信担当の伊藤秀一会員のご尽力によるものです。2013年には会長が植竹勝治会員に。このあたりからISAE2015関連の記事が多くなり、大会に向けて会員への情報発信を精力的に行っております。それに合わせて写真コンテストも開催しました。2015年4月には安江健会員が会長に就任。ISAE2015も成功裡のうちに終えることができました。2016年の44号、45号は熊本地震で伊藤会員の勤務する東海大学農学部が被災し、PDF配信になるというアクシデントもありましたが、最初の発行から14年半の2017年10月で50号を迎えました。2016年秋からは不測の事態に備える意味でも応用動物行動学会のフェイスブックページの試験運用を開始しております。

 学会のメリットは、一昔前までは学会費を払って入会することで「学会誌が読める」ということでした。しかし、時代の流れとともに学会誌のオープンジャーナル化など「開かれた学会」の動きが強くなってきており、「何のために学会費払ってまで学会を維持するのか?」という点は今後私たち会員一人一人が考え直す必要があります。自分が担当になった最初の編集後記には、「物事への関わりを深めるためには、「楽しい」という感情が不可欠です。会員の皆様に「応用動物学会って楽しい集まりだな」と思っていただけるように、明るく楽しい紙面作りが出来るように努めます。」と書いていました。親和的な関係の構築は群を安定させることが広く知られており、その形成には「楽しい」を共有することが最も効果的です。これからも、ニュースレターが学会に関わる様々な人を取り上げることで少しでも皆様の学会活動に「楽しさ」を与えられる存在であればいいな、と思います。



伊藤秀一(HP・デザイン担当 東海大学)

  あけましておめでとうございます.今年もよろしくお願いします.

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ISAE2015 関連

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